では、虫歯や歯周病で歯を喪失した人はどうすれば良いかというと、現在では次の3種類の治療法が選択できます。
当院では主にAの入れ歯による治療をお奨めしています。Bのインプラントについては、当院ではインプラントを受けられた方全体の予後の状況を見守っている段階のため、ご要望の患者様には確実な技術を持った大学病院の先生をご紹介しています。Cのブリッジについては、利点として自分の歯と同じように咬むことができ、違和感がないのですが、欠点としてブリッジを固定するため、両隣の歯を削る必要があり、歯の抜けた部位、本数によってブリッジが適応できないことがあります。
現在の入れ歯に不満を持たれている方のほとんどが、保険の入れ歯を使用されている方です。
保険の義歯(入れ歯)は、材料に制約があり、患者さんのためではなく国の決まりに従って治療する保険の義歯は、昔ながらの昭和20年代の技術のバネしか認められておりません。義歯を専門にする歯科医は、患者さんのために良い物をとあれこれ研究し、新しい技術を編み出してきました。これをこの患者さんに使ったら、良い効果をあげられるのに…と思っても、その技術は保険で治療している限り残念ながらどれも使えません。
ただ、保険もあながち悪いというわけではありません。当院では、保険の範囲内でも最前を尽くし、より良い入れ歯を作れるよう努力をしています。
保険の入れ歯の特徴
利点 | 欠点 |
費用が安い |
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それでは、良い入れ歯とはどのようなものでしょうか? 何よりも大切なのは、先にも述べた咬み合わせです。咬み合わせをしっかりとチェックしてください! 上下左右前後に動かしても、顎をどのように動かしても入れ歯が動かないものが理想の入れ歯だと考えます。それができなければ、いずれどこかの歯が抜けてしまうのです。
といったところが挙げられます。それでは具体的にどのような入れ歯が最適なのか、当院が推奨している入れ歯をご紹介いたします。