「卒業して5年が勝負だ」
「何か一つ専門と言える(自信があるといえる)分野を作れ」
そう先輩方から言われた経験はないでしょうか?
歯科医師過剰と言われる中で、勝ち残るには専門分野を作らなければならないと、私は在学中ことあるごとにそうアドバイスを受けてきました。
そうしてどの分野がいいかなと考えた時、私は補綴分野 (特に床義歯)に興味を持ちました。少子高齢化がますます進んでいる今日、8020を唱われていたとしても義歯の需要は少なくありません。
「義歯はよくわからない。調整もなんとなくしている」
そう思ったことはありませんか?
私ももちろんそう思っていたので、基礎から学びたいと思い、ある大学院でう研修後勉強をさせて頂きました。残念ながら1年でそこはやめてしまい、この高木歯科医院でお世話になるのですが、一つ思ったのは、
「大学病院は必ずしも難症例の人だけが行くところではない。」
ということです。
内科的既住歴が多い人、患者の性格、環境、口腔内の状況・・・
などなど治療の難しさを測る指標は様々です。私は勝手な思い込みで
「大学病院=第三次医療機関=難症例の人が行くところ」
と思っていましたが、ただ単に難症例のために送られた人はほんのわずかだったと、高木歯科医院へ来てそれを強く感じました。
高木歯科医院には10件以上あっちこっちの歯科医院をまわって調整してもらっても全然良くならない人、大学病院で診てもらったけどよくならない人など義歯に困って疲れ果てた人が連日後を絶ちません。もちろんその中にはかなりの難症例で良くなるまでに何ヶ月も通っていらっしゃる方もいますが、大抵は何回か通って頂いただけで劇的に良くなっています。ですから「難症例」を診る量は圧倒的に大学病院にいたときよりも多かったといえます。
ところで床のマージンは問題がない総義歯で、ブクブクうがいをした場合、患者さんに少し落ちてきそうになる、または落ちてくるということは多少仕方がないことだと言った経験はありますか?
大学病院にいた時にそう言っているのを聞いて、そういうものなのかなと思っていましたが、当院に勤めてから、それは調整が不十分である証拠なのだとわかりました。
ではどうしたらいいのでしょうか。それは是非見学に来て実際に見て頂けると良いと思います。言葉だけでは、細かいニュアンス等がうまく伝わらないからです。
義歯は治療の結果がその場で反映されやすいので、患者に喜ばれやすいですが、調整の仕方からも歯科医の考え方が如実に現れる分野ですので、考え方が正しくなければいつまでも義歯の不具合が改善されないといったこともあります。考え方の過程が異なれば出来上がったものも(治療の結果も)異なるのです。
義歯の設計も然りです。普段技工士任せにしていないでしょうか?
支台歯の条件を踏まえた上で義歯の設計を考え、前処置を行うと、たとえ同じ欠損患者が二人いたとしても設計は異なるというのがありえるのだと、はっきりとわかります。
もちろん過程が重要なのは義歯だけではありません。他の治療でも考え方や治療方法の過程は大事です。例えば形成。バーの動かし方、ポジショニングなど一連の流れ(過程)が悪ければきれいな形成はできません。(いい結果は生まれません)
高木歯科医院にお世話になる前に他の医院にも行っていましたが、教えてもらうと言っても、実際の治療の様子を見てどこがダメだったか教えてもらえる訳ではありません。
高木歯科医院では全ての治療においてマンツーマンで指導して頂けるので、考え方にしろ治療の仕方にしろ過程からチェックされ、指導を受けることができます。そのため、自分のやり方のどこがどうダメなのかを事細かに把握でき、次に生かすことができます。
自信がある分野を持つことは容易ではありません。マンツーマンで指導されるのですから、時には厳しく感じ、落ち込むこともあるでしょう。
しかし困難を乗り越えた先には自分が成長できていると実感できることは間違いありません。当院の院長ほど勤務医の為に真剣に向き合いどうすればいいかと考えてくれる人はそういないと確信を持っているからです。
まただからこそ、当院の院長が教えたとなれば、院長を知っているところからは勤務医として引く手数多だったり、開業すれば大成功を収めることができるだろうと思います。
・自信を持って自分の技術を売りにできる歯科医
・初めて出会う問題にもとことん考え、原因を追及できる歯科医
・どんなに難しい症例でも逃げずに困難と向き合える歯科医
・どんな患者でも常に患者のためを思いベストを尽くせる歯科医
自分にとって何がいい歯科医なのか、どんな歯科医が理想なのか、それぞれ考えがあるとは思いますが、上記のような歯科医を少しでも目指したいのであれば、是非一度高木歯科医院に見学にいらしてみてはいかがでしょうか。